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1000m視界→見掛け視界算出ツール [天文>Webツール]


【 1000m視界(m)→見掛け視界(°)変換 】

1000m視界:m 倍率:

【見掛け視界】: -
【実視界】: -



【 実視界(°)→1000m視界(m)変換 】

実視界:

【1000m視界】: -



ネットショップでツアイスの双眼鏡のスペックを見た時に見掛け視界の表記が無く、代わりに1000m視界が表記されていますが、これでは広角の度合いが分かり難いので見掛け視界を算出するツールを作ってみました。ついでに実視界から1000m視界を算出するツールも作りました。

アイピース運用シミュレータ [天文>Webツール]



【鏡筒データ入力】
メーカー:  製品名:
口径:D=mm  焦点距離:f=mm

【アイピースデータ入力】
アイピース番号を選択してください。
メーカー:  型式名:
焦点距離:mm  見掛け視界:

【バローレンズ倍率入力】 倍率:


≪鏡筒データ≫
【製品名】: - 
【口径】: - 【集光力】: -
【焦点距離】: - 【分解能】: -
【口径比】: - 【極限等級】: -

≪アイピースデータ≫
No
メーカー / 製品名
焦点距離
見掛け視界
倍率
実視界
射出瞳径
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望遠鏡の口径と焦点距離、アイピースの焦点距離と見掛け視界を入力する事で、得られる倍率、実視界、射出瞳径などを算出します。15種類のアイピースの計算結果を表示可能です。数値は半角で入力してください。最低限鏡筒の焦点距離と、アイピースの焦点距離が入力されていれば動作します。

・【計算】ボタン → 入力されたデータから各表示項目を算出します。
・【1ラインクリア】ボタン → 最大15個の算出結果の内一つの結果を消去します。
・【全クリア】ボタン → 全ての算出結果、入力値も含め初期化します。

遊馬製作所 FARI-TPD AD [天文>機材>ファインダー]

ビクセン規格のファインダーアリミゾをカメラ三脚等に取り付け可能にするアダプターです。アダプターにはファインダーアリミゾを取り付けるネジ穴が2箇所、1/4インチカメラネジ穴が1箇所開いています。アダプターの薄さから鑑みて、ビクセン純正のアリミゾに取り付ける事が前提と思われます。

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手持ちの鏡筒は大抵ビクセン規格のファインダーが取り付くように手を加えていますが、唯一ALTER-7だけは独自規格のままで、GuideFinder50を取り付ける場合にはアダプターを着脱する事で両対応させていましたが、自作3cm対空ファインダーに関してはそのままではALTERには付かない事に気が付き、ここでALTERにはピギーバックカメラ雲台が搭載されているので、ここにビクセンファインダーアリミゾを取り付ける方法を模索、結果今回アダプターを使う事にしました。

fndr-ym-faritpdad_3.jpg

以下ファインダーアリミゾにアダプターを取り付けたところです。

fndr-ym-faritpdad_2.jpg

これでALTERにビクセン規格ファインダーを取り付け出来るようになりました。

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バニーネロちゃま [お絵描き]

fateのネロです。珍しく一週間で絵が描けました。

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アストルフォきゅん [お絵描き]

fateのアストルフォです。こう見えて♂。アポクリのジャンヌとアストルフォのキャッキャウフフ最高です。ああこれで愛知の某望遠鏡ショップの店長さんからまた疑惑の目で見られる・・・><

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国際光器 天頂ミラー直結リング [天文>機材>アクセサリー]

一見何の変哲も無いリングですが、

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BBHS天頂ミラーのバレルを外すと2インチメスネジとなっており、ここにルミコン2インチフィルターセレクターのスリーブを外すと2インチオスネジが出ていますので直結できます。しかし直結故にフィルターのスライダーの角度を変える事ができません。

acc-tm-chrng_2.jpg

ここでこの直結リングを天頂ミラーとフィルターセレクターの間に噛ます事で任意の角度での取り付けができるようになります。これでWOのDura-Bright天頂ミラーの時より少ないパーツで光路消費も短く取り付ける事ができるようになりました。

acc-tm-chrng_3.jpg

バーダーの天頂ミラーはBBHSだけでなくウルトラブライト天頂ミラーなども同様の構造ですので同じ事ができるものと思われます。自分が注文した時にはこの商品がショップのHPから既に姿を消していた状態でしたが、問い合わせたところ在庫があって取り寄せる事ができました。

国際光器 WIDE SCAN TYPEIII 20mm [天文>機材>アイピース]

双眼装置での月面観望で笠井EWV-16mmの見掛け視界85度の迫力ある見え味が気に入っていたのですが4xバロー併用の場合やや倍率が高めに感じた為、同等の見掛け視界でより低倍率が得られるこのアイピースに関心が湧き、販売終了からかなり月日が流れていましたが中古で何とか手に入れる事ができました。

eyep-ws20_1.jpg

31.7mm径でありながら焦点距離20mmで見掛け視界84度、このスペックはナグラーであれば2インチアイピースとなるので本当に実現出来ているのか半信半疑でしたが、実視でEWVと同等の視界で20mmの倍率も偽りでない事が確認できました。

テレビューのHPでアイピースの絞り環直径が公開されていますが、ナグラー20mmで絞り環径が27.4mmに対しPL32mmが27.0mmとPL32mmは31.7mm径アイピースで最大の実視界を実現するアイピースと称されていましたのでこれ以上をどう実現しているのかと、WS20mmの絞り環をバレル側から見たところ確かにPL32mmより絞りが広い(と言うより31.7mm径バレル内径を限界まで使っている)事が分かります。

eyep-ws20_2.jpg

PL32mmの絞り環はバレル内に存在しますが、この方法ではこれ以上の実視界を稼げないので、WS20mmの絞り環は本体内部に位置している模様で(下の画像はバレルを外して中を写したものです)、このアイピースのインプレでよく見受けられるバックフォーカスの短い筒ではピントが出ないと言われる要因と思われますが、この広角を実現するための苦肉の策だったのかも知れません。

eyep-ws20_3.jpg

見え味に関してはEWVの見え方をそのまま倍率を低くした印象で、周辺像の崩れ方も同様ですが高拡大率バローとの併用ではそれ程気にならず、ヌケが良い素直な見え味で、アイレリーフがEWVより長く、アイレンズも大きい事でかなり覗き易い点が特に気に入りました。

このアイピースは元々ユニトロンで開発販売された製品と同一思われますが、2本の内一本を国際光器で入手した際、商品説明に谷光学製と書かれていて、ユニトロンの設計を谷光学が受け継いで国際光器で商品化された製品なのかと考えましたが真偽の程は定かではありません(国際光器に聞けば分かるかも知れませんが)。

EWVと同等のスペック(16mm/85度)のアイピースは他社製の現行品でも見受けられますがWS20mmのスペックの製品は他に類を見ないと言ってよく、ピント(絞り環)位置が他のアイピースと違う事から敬遠される事を覚悟の上でこのスペックを(無理矢理?)実現させたその心意気を買いたい(笑)と思わせるアイピースです。

見え味に不満は無く、当初の期待通りの見え方で月観望の常用アイピースとなりました。勿論日本製です。

アイピースのスペックはこちら

シンプル月齢カレンダー(スマホアプリ) [天文>書籍・ソフトウェア]

ふと月齢を確認したい時にネットで調べたり、わざわざステラナビゲーターを立ち上げるのも手間なのでもっと手早く確認できる方法はないかと、無料のスマホアプリで良いのが無いかなと探してみたところ結構沢山ある事が分かりました。その中で検索で最初に出てきたこのアプリを入れてみました。

sft-mn-clndr_1.png

起動するとまずカレンダーが表示され、月齢の状況が一目で分かります。それぞれの日付部分を押下すると詳細画面に遷移します。

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詳細画面では個人的に知りたかった月齢に月の出、月の入りの時刻に加え、月までの距離、輝面比等が表示され、月の表示の両側をタッチすると次の日前の日と日付を移動できます。

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他にもっと良いアプリがあるのかどうか試してみたくもありますが、機能的には個人的にこれで十分満足できるのでそのまま使っています(後は視直径が表示されれば完璧でした)。名前通りシンプルでとても使い易いアプリだと思います。

※画像には写っていませんが、画面下には広告が入ります。

OPTに突如ログインできなくなった件 [天文>日記]

天文パーツの個人輸入でいつもお世話になっているOPT(https://optcorp.com/)ですが、先日久々にログインしようとしたところ、ログインできなくなっていました。おかしいな?と思いつつどうしようも無かったのでパスワードを再発行しようとしたところ、そのメールアドレスに紐付くアカウントが見つかりません(No account found with that email.)との表示が。

これ、アカウント乗っ取られたんじゃ?と心配になり、問い合わせフォームから、ログインできず、アカウント乗っ取られた可能性あるので問題ないか調べてください!と問い合わせしたものの返事無し。再度フォームから問い合わせしてもやはり返事無し。

何で返事くれないの?と思いつつ、以前の注文でやり取りしたメールの返信で同じ問い合わせをしたところ、「前と同じユーザー名で新しくアカウントを作ってください。これにより以前の注文履歴もロードされるでしょう」、とようやく返事がもらえました。

やってみたところ登録情報、注文履歴等そのままで無事アカウント復帰できました。サイトリニューアルしたっぽいのでアカウント情報も初期化されたのでしょうか。乗っ取りでは無くてよかったです。

ビクセン ミニポルタ経緯台 [天文>機材>架台]

ベランダにひょいと持ち出して使えるお手軽観望用途で鏡筒はBLANCA-70EDT(以下ブランカ)に決まった事で今度は架台の選定です。当初VAMOtraveler経緯台を候補としましたが微動無しの経緯台は性に合わなかった事で無難にミニポルタに手を出してみました。

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個人的には前後バランスの良くない鏡筒を載せる都合上フリーストップ的な使い方はしないので、フリーストップのテンション調整ネジをクランプとして使えるようにM10の蝶ネジに差し替えました。

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因みに当初三脚の横に付いているノブの用途が分からなかったのですが、架台の水平軸を回した時に架台ごと回らないようにする為の三脚と架台を固定するネジだった事が分かりました。

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垂直回転部のクランプはミニポルタ用のクランプをネットで見つけて購入しました。ポルタIIのクランプとは規格が違うようです(ポルタII用はM8ネジ?)。一本しか買えませんでしたのでこちらだけ。

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ミニポルタとAPZポルタ(ポルタIIと大体同じ大きさ)との大きさ比較です。それぞれ単体で見ると形状がほぼ同じなので違いが分かり難いですが、フォークアームや微動ユニットの大きさが違い、別物である事が分かります。

使い勝手に関しては載せられる重さが違う以外はポルタと殆ど変わりません。ミニポルタの方が初心者向けの架台として(と言うか鏡筒とセット販売ですが)売られていますが、それによりポルタより手を抜いて作られている感じはしません。むしろ意外にしっかりしており、積載重量と鏡筒径に気をつければマニアでも十分実用になると思います。

その積載重量ですが、ミニポルタは公称3.5kgまでとなっていますので約1.7kgのブランカは余裕そうに思えますが、これに2インチ天頂ミラーファインダー双眼装置、バロー、アイピース2本が加わると一気に過積載となり、ブランカで使う高倍率域(200倍程度)ではかなり揺れます。APZポルタを購入する前のポルタIIFC-100DLを載せていた時よりは振動が少ないのでかろうじて我慢できるかな?と言った具合です。

この揺れる原因は架台より三脚側にありそうな気がします。とにかく随所にプラスチック部品が使われている三脚が華奢で(軽いのは良いのですが)架台がトップヘビーに感じます。ポルタであればHAL三脚等に換装する選択肢がありますが、ミニポルタにはそれが無いのが厳しいところです。

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ここで架台の三脚取り付け部を見ると固定ネジが1/4インチのカメラネジっぽいので選択肢の多いカメラ三脚が使えないかと思い付きました。ただ架台のネジ穴部分は突起になっているのでこのままではカメラ三脚に取り付ける事は出来ません。

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何かスペーサー的なものがあれば・・・と思ったところで見つけたのがMoreBlue製のGP赤道儀の三脚取り付け部をφ45mmから60mmに変換するアダプターでした(ヤフオクで『SD018-VIXEN 45-60変換アダプター』で検索すると見つかります)。このアダプターの厚みが15mmとミニポルタの突起の長さと同じで、アダプターには120度間隔で3箇所のネジ止め箇所が付いているので長いネジに取り替えれば架台の突起部分への固定も出来そうです。

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仮で位置合わせをしてみたところ大きさ的にはぴったりです。これならカメラ三脚に取り付けても安定するかも知れません。

と一応ここまで考えましたが、新たにカメラ三脚を買う予算も無く、またこの構造だと何か工夫しないと先に書いた水平軸を回した時に架台全体が回転する事を防げない気がします。実際に上手く取り付くのか不透明な部分もありますので、これを見てやってみようと思われる方がもしいてもこの記事を過度に信用せずw自己責任でお願いいたします。

笠井 BLANCA-70EDT [天文>機材>望遠鏡]

ベランダお気軽観望用に2kg以下で月惑星が良く見える鏡筒が欲しくなり、MarkV双眼装置の重量を支えられ、バックフォーカスにも余裕があり、2インチ天頂ミラーの回転を防ぐ2箇所以上のネジ止めが可能な接眼部を搭載している点が決め手となりこの鏡筒に手を出してみました。元々クレイフォード接眼部に余り良い印象を持っていない自分的にラックアンドピニオンな部分も好感が持てました。

実物を手にしてみて、WO製品の様な高級感、持つ喜びなどはあまり感じられませんが、造りに粗を感じる事も無く堅実に作られている印象です。第一の目的である軽さに関しては鏡筒バンドが最小限の構造で必要十分な機能、強度があり、全体の軽量化に寄与していると感じます。バンドに取り付けるアリガタも出来るだけ軽量になるようにBORGのVプレート60S【3164】を使用、ファインダーアリミゾは笠井のDXファインダー台座を装着し、これで総重量は約1770gとなっています。

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月惑星しか見ていませんが、見え味に関しては予想以上に良く見えます。過剰倍率を掛けても非常に像はシャープで、いつも笠井の宣伝文句は誇大な印象がありましたが、この鏡筒の光学性能に関しては誇張では無いと感じました。口径70mmの小口径にしてはFPL-53を用いた3枚玉と豪華な造りですが、スペック倒れでなくそれが性能に結びついている印象です。中華製の3枚玉と言う事で警戒していた光軸もほぼきっちり合っており、恒星の焦点像を見ても教科書通りの極めてシャープな見え味です。笠井の中華アポと言うとアポと言うには色収差が多い評判がある製品もあるようですが、この鏡筒に関してはF6と言う短焦点に関わらず月を見ても色収差を微塵も感じないのは立派な光学性能だと思いました。

逆に光学性能が良いので、420mmと言う焦点距離がネックで高倍率が出し難いのが難点です。双眼装置+4xバロー+12mmアイピースでも140倍しか稼げないので、より短焦点のアイピースか高拡大率のバローを用意したくなります。そこで像が悪化しそうであまりやりたく無かったのですが、バローに延長筒を噛ませた上で(これでバローの拡大率が約4.4倍)ナグラー9mmを使った約200倍で観望しても木星など破綻せずに見えました。この有効径の3倍近い倍率で破綻しないとなると高倍率性能はタカハシ鏡筒並み、と言うのは言い過ぎでしょうか。

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光学性能には満足出来ましたがここで終わらないのが笠井製品です笑。かつて笠井のクレイフォード接眼部を使っていた際、重量アクセサリーがずり落ちない様にドロチューブの締め付けのテンションを上げると微動が空回りする不具合があったのですが、このラックアンドピニオン接眼部においても微動の空回りが発生し、ピントの微調整ができず現状粗動を使って合わせているのでこれなら微動が無い方がマシです。この接眼部も特に悪い製品ではないのでしょうが(BORGで採用されているのも同じものの様です)、この双眼装置と天頂ミラーの重さが想定外なのか、この辺の不具合は何時解消されるのか、何で微動と祖動がギアで繋がっていないのか、構造はよく分かりませんが何とかして欲しいものです。ただドロチューブの動きはスムーズそのもので、ラックアンドピニオンに関わらず、ガタやバックラッシュが一切無いのは感心しました。

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中華アポにはアルミケースが付属している場合が多いですが、この鏡筒に関してはありませんでした。ので何か良いケースは無いものか探した結果、例によってアイリスオーヤマのAM-35Tと言うアルミケースが縦横寸法的にはぴったりでした。深さ的には若干余裕があったのでクッションを敷いています。

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微動が利かないのでピント合わせには多少難儀しますが、軽さとコンパクトさ、そして光学性能を鑑みればお手軽観望用として自分の要求に適う、買って良かったと思える鏡筒でした。


HAKUBA ハイパワーブロアープロ KMC-61LBK [天文>機材>その他]

現在使用中のブロワーが劣化したので新しいものを購入しました。なるべく大きな風量の強いものをと探してこのHAKUBAの製品にしました。

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ポンプ容量180cc、全長19cm×直径65mmの寸法で、手が大きめの自分でもこれ以上は大きすぎるかなと感じる大きさです。風量も十分で気に入っています。


Meade 4000 Super Wide Angle 40mm [天文>日記]

ミニボーグ60ED-BINOで低倍率用にXL40を使っていますが、『日本製』『双眼視可能な太さ』『2インチ40mm』『見掛け視界70度クラス』の条件に当てはまるアイピースとしてこのアイピースの存在を思い出し、この頃のMeadeの広角アイピースはTVに真っ向勝負のラインナップで製造は日本製で質も高いと思われた為、XL40と見比べてみたくなり中古で入手してみました。

サイドバイサイドの見比べで周辺像の像の崩れはXLより顕著ですが傾向としてはLVW42mmと近い印象です。良像範囲はこのBINOで7~8割位と上々の性能だと感じました。XLより若干視野が広いのも良いですね。

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Sky & Telescope's Field Map of the Moon(鏡像版) [天文>書籍・ソフトウェア]

月面観望のガイドブックとしてこれまで月の地形ウォッチングガイドを主に使用していましたが、微妙にカバー出来てない範囲があったり、地形が特定できない事も多く(自分の未熟さもありますが)、何より個人的に月観望は屈折かカセグレン鏡筒で行う為、ダイアゴナルによる像の反転によりガイド本との地形の照らし合わせがスムーズにいかない事がストレスで、鏡像の月面ガイド本があったらいいのになーと思っていたところに見つけたのがこの月面マップ本でした。

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手元に届くまで普通の書籍をイメージしてましたが実物を手にして本にしてはやたら薄っぺらく、中身を広げてみると巨大な月面図一枚が収録されており、これを四つ折りにして使う、本と言うよりこれは月面地図だと言う事が分かりました。Field Mapの名前の通りですね。

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四つ折りで使うメリットとして一面(全体の1/4)を眺めていて他の面に移動したい場合、裏返すか、折り返すか、折り返して裏返すかの最大2アクションで全ての地形を参照する事ができ、一般的なガイド本の場合ページをパラパラめくって探す必要がありますが、このマップだと圧倒的に早く見たい場所にアクセスできます。

当初四つ折りにしてもやや大きくて観望しながらは使い難いかも?と思いましたが、実際使ってみると地形や地名などの表記が大きすぎず、小さすぎずの絶妙の大きさだと感じます。内容的にも月の秤動を考慮しての少し裏側の地形まで載っていたりと、この辺は流石Sky & Telescope'sの刊行物と言ったところでしょうか。

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これによりこれまでより圧倒的に楽に地形が特定できるようになりましたが、最大の問題は地名が全部英語表記な事です;海外の書籍なのでこればかりは仕方ないですが、この地名の英語表記が日本語のどの地形に該当するのか学習が必要になるかも知れません。その問題さえクリアできれば地形を特定する事に関してはこのマップ一枚でいいんじゃないかと思える程完成度の高い月面マップだと思います。



自分はこのamazonの海外のマーケットプレイス業者から買いました。時間は掛かりますがちゃんと届きますし安かったです。尚、鏡像版が嫌だと言う方には正像版もちゃんと売られています。



正像版はamazonだと何故かやたら高いので個人輸入で入手された方が良いかも知れません。OPTだと両方$11位で売られています。

水着ネロ [お絵描き]

7月から全然晴れずにさっぱり星見ができません;

その代わり最近FGOにすっかりハマってしまい艦これしなくなってしまいました。
課金への誘惑はFGOが圧倒的に強く自制するのが大変ですw
お子様に遊ばせたらいかんでしょこれ・・・

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Vernonscope Brandon 12mm、16mm(フラットトップ仕様) [天文>機材>アイピース]

双眼装置に使うアイピースとしてアイレリーフが10mm以上のクラシックアイピースと言う個人的な制限を設けている都合上焦点距離12mm近辺が最も短焦点(4xバロー併用で3mm相当のアイピースとして使用)のアイピースとなる為、TMBモノセン12mm笠井HC-Or12mm笠井AP12.5mmと揃えてきましたが、よく出来たプローセルのこの焦点距離のアイピースも見てみたくなり、このブランドンに手を出してみました。個人的にはラバーアイカップがあまり好きではなかったのでこの『フラットトップ』仕様を個人輸入、また16mmの方はシーイングが今一つの時にこの焦点距離のアイピースが欲しいと常々思っていたので併せて購入しました。

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硝材が「バリウムフリント」「ランタンクラウン」「軽クラウン」「ダブルエクストラ重フリント」と異なる4つの素材により構成されており、光学レイアウトも安価なプローセルと違い前群と後群でレンズ形状も異なります。単純なシンメトリカルな設計では無く、プローセルを踏襲しつつ高性能を目指した事が窺える設計です。

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モノセントリックのTMB、アッベオルソのHC-Or、アストロプランのAP、そしてプローセルのBrandonと揃ったので主に木星と土星で数ヶ月見比べましたが、自分のヘタレ目では正直なところそれ程見え味は変わりませんでした汗。双眼装置で組み合わせるバローも本来の使い方では無いので相性の問題も多分にあると思われますが、当初はブランドンはAPやHC-Orより解像度で劣る印象もありました。鏡筒を色々変えて見比べるとブランドンも良く見えるアイピースだと言う事が分かりましたが、有意な差があるかと言えば微妙なところで強いて言えば、明るさ解像度のTMB、ヌケの良さの笠井、コントラストのブランドンと言えるかも知れません。総合力ではTMBが頭一つ抜けている印象です。

正しい評価を下すには双眼装置もバローも使わない環境で比較するべきだと思いますが、自分の使い方以外の環境で評価を下しても個人的にはあまり意味が無いのでこうした結果となりました。誤解無いように言いますが、ブランドンも十分優秀なアイピースと思います。あと見え味以外の部分ではめちゃめちゃ軽いのも良いですね。

アイピースのスペックはこちら

Baader BBHS 2インチ天頂ミラー [天文>機材>ダイアゴナル]

松本式EMSのHPで銀ミラーの優位性を検証した記事を見て銀ミラーに興味が湧き、正立に拘らなければ鏡1枚の方が光量損失が少ないのでより銀ミラーの恩恵が受けやすいと考え、それまで使っていたTVのエバーブライトWOのDura-Brightの2インチ天頂ミラーと引き換えにこのミラーを手に入れました。バーダーMarkVが『究極』双眼装置であれば、このBBHSは『究極』天頂ミラーでは?との期待を込めて。

TVやWOも十分な性能を持っている事もあり、並べて直接比較していないのでぱっと見では差が分かりませんでしたが、この天頂ミラーに変えてからFC-100DLで見た時の木星の大赤斑の検出が以前よりし易くなった気がします。以前はこれ大赤斑見えてるのかなー?と半信半疑だった部分が、ああこれ多分大赤斑見えてるなーとやや確信が持てるようになり、銀ミラーの効果は多少なりともあるのかも知れません。

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アイピース側の固定方法はバーダーでお馴染みの『クリックロック』タイプですが、存外締め付けに力がいるので力を入れる方向を誤ると鏡筒の向きも変わったりしますので、旧来の固定方式に比べて圧倒的に使い易いかと言えば微妙な気がします。締め付けのコツが掴めれば少ないアクションで固定できるので楽は楽ですが。

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重量は実測で437g、光路長は公称で約110mmとの事です。個人的にはレバーの本体からの出っ張りがTVやWOのアイピース固定ネジの出っ張りに比べて低いので、自作アイピースケースにぎりぎり収納が可能になり、機動性アップに繋がったのが地味に嬉しい部分でした。

ラムレザル [お絵描き]

2D対戦格闘ゲーム、ギルティギアXrdのラムレザルです。少し私服っぽくアレンジ

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自作3cm実視界9.6度対空ファインダー [天文>機材>ファインダー]

GuideFinder50の実視界が6.25度でPocket Sky Atlasなどの最微等級が比較的明るい星図を使う場合には若干視野が狭く感じ、口径が3cmで良いのでもっと実視界の広いファインダーが欲しいと市販品を探したものの見当たらなかったので自作してみました。

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一番の肝となる対物レンズですが、MoreBlueで扱っている小型ガイドスコープ(ヤフオクで『FG004-口径30mm焦点距離130mmアメリカンサイズボディ コンパクト型C/CSマウントガイド望遠鏡 本体』で検索)が口径3cmで焦点距離130mmF4.3と比較的短く、25mm見掛け視界50度のアイピースとの組み合わせで倍率5.2倍、実視界9.62度の広視界ファインダーとなるのでこれを使う事にしました。

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アイピースはC6に付属していたプローセル25mmが余っていて、できれば対空ファインダーにしたかったところにGuideFinder50用の正立接眼ユニットも丁度一つ余っていたので、これらを組み合わせて作る事にしました。

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パーツをバラしてプリズムとアイピース上部を利用します。

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そのまま合体させてもピントが出ないので鏡筒短縮しなくてはなりません。と言っても切断する手段が無かったのでAmazonでSK11と言う38mm径までカット出来るパイプカッターを購入、鏡筒後端から3cm切断する事にしました。筒を固定する手段が無かったので手持ちでやりましたが握力が死にましたw

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これらをエポキシ系2液タイプの接着剤を使って合体させました。

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ファインダー脚は笠井の3cmファインダーのものを使い(これは余ってなかったので購入、脚だけ利用、ファインダー本体は売りました)、鏡胴との隙間に植毛紙を貼ってファインダー全体を回転させる事で接眼部を回転できるようにしました。

実際使ってみて計算通り9.6度程度の実視界が得られ、Pocket Sky Atlasとの相性もとても良く、広い範囲が見えるのでスターホッピングで一度に飛べる距離が大きく取れるので従来より早い導入が可能になりました。但し口径が3cmなので空が(光害で)明るい場合は微光星が見えず、導入が困難になる事もあります。

作ってみると想像以上にコンパクトで軽く(340g)、GuideFinder(930g)より圧倒的に扱い易いのでお手軽観望だけでなく、暗い天体を追う観望でもまずこちらを使うようになりました。DIYがとても苦手な自分的には冒険的要素が多いファインダー製作でしたがとても役に立つものができて満足しています。


笠井製品の想い出 [天文>日記]

個人的に笠井製品にはかなりお世話になってます。豪奢な商品説明に対して質が悪くてクレームを入れて社長とゴタゴタした事もありましたが笑、ここで無くては買えない、欠かせないアイテムも多数ありましたので、過去の買い物を振り返ってみたいと思います。

○BS双眼装置
高級機に対して入射口径、射出口径が小さい点を除けば、見え味においては大きな差は無かったと感じます。MarkV双眼装置を使っていてその重さに難儀している自分的にはこのBS双眼装置の軽さは大きな武器、と言うか正直羨ましいレベルです。自分が知っている限り2回程モデルチェンジしていますが(主にアイピースの固定方式)、現行品は洗練された仕様になっていると思います。今ではOEM品があちこち出回っていますが、その先鞭を付けた(と言う認識なのですが)笠井の功績は評価されて然るべきかと思います。

WideFinder28
肉眼で星座が確認できないような光害地においては等倍ファインダーは星が見えないので使い物にならず、かと言って一般の光学ファインダーでは星座の形が分かるほど視野は広くないので、スターホッピングの基点となる星を導入したい時には欠かせないファインダーです。難点はアイレリーフが短い(と言うか無い)事ですが、見易くなったと噂される新型WideBinoの登場に合わせて、このWideFinderの光学系も新型になっている模様ですので幾分改善されているかも知れません。暗い場所でも使えますが、その真価はやはり光害地で発揮される唯一無二のファインダーと言えるでしょう。

GuideFinder-50+90°正立接眼部ユニット
5cmの対空ファインダーですが、接眼部が回転できるのが他にはないメリット。難点は接眼部を回転させると光軸がずれます笑。のでその都度ファインダー調整が必要です。またアイピース込みの全体重量が嵩み、望遠鏡の接眼部の負担となる点もありますが、あらゆる望遠鏡の姿勢に対して覗き易い向きに合わせられるメリットはそれらのデメリットを帳消しにさせるには十分でスターホッピングでの手動導入では欠かせないアイテムとなっています。

WideBino28
光害地で星座を確認するには絶大な威力を発揮する、自分にとっての星座確認ツールです。今はその役割はテレコンビノに置き換わりましたが、ピント調整があって、目幅も調整できて、また新型になって見え味や覗き易さもかなりパワーアップした模様ですので、テレコンビノよりコンパクトと言う部分も魅力的で買い直したいとも考えています。

○8x50mm90°正立ファインダー
GuideFinder50に出会う前はこちらを使っていました。それまで直視ファインダーで天頂付近の天体を導入しようとして地面にへばりついて覗くストレスに耐え切れず藁にもすがる思いでこのファインダーを手に入れましたが正立である事も相俟って天体導入のストレスが劇的に軽減されました。ファインダーを使う人で直視派と対空派で分かれるみたいですが、対空ファインダーが気になる人にはまずこれをオススメしたいところです。

○アイピース類
・EF-19mm
このアイピースの評価はこちらを参照。中華製ながら名作アイピースだと思います。

・AP12.5mm
このアイピースの評価はこちらを参照。思いの他良いアイピースでもっと早く買って広めてあげたかった。

・HC-Or12mm
このアイピースの評価はこちらを参照。このアイピースの本来の表記は、『HC Or-12mm』なのですが、HC-Orで定着しているようですね。

・EWV-16mm
このアイピースの評価はこちらを参照。日本製でこうしたユニークなアイピースが出てこなくなったのはひたすら寂しいですね。

・EWV-32mm
このアイピースの評価はこちらを参照。最近同じスペックのMasuyama32mmが発売されて、EWVを買い逃した方にはチャンスかも知れません。

・KONIG-40mm
このアイピースの評価はこちらを参照。このクラスはXW40、LVW42mm、XL40と使ってきましたがシャープさと周辺像はこのアイピースが一番良かったかも知れません(想い出補正?)。但しアイポイントがかなりシビア。

・GS FMC PLOSSL
安価なプローセルですが見た目の安っぽさは無く想像以上によく見えると思います。自分の購入した一部の個体は振ったら中でカタカタと音がしてましたがw(→交換してもらえました)

○Euro EMC SF-100ソーラーフィルター
FC-100DL用12x36IS用の太陽フィルターとして使っていますが、汎用性が高く性能も必要十分で良い製品だと思います。難点があるとすれば形状的に外してる時の保管がスマートに行かず、ケースを自作するか悩むところです。

31.7mmDXペンタプリズム
天頂ミラーの裏像を避けたい人でダハの稜線による解像度の低下も避けたい人にはEMS以外ではこれしか選択肢が無いでしょう。とてもいい製品だと思いましたが、自分の買った個体にはプリズム内部に微キズが混入してました。その後落下させて半壊。

○2インチDX天頂ミラー99%
今となっては標準的なスペックですが、コストパフォーマンス的には今でもトップクラスなのではと思います。側面のメタリックゴールドの仕上げが写真で見るより美しいです。

INTES-MICRO ALTER-7
ロシア製の魅力が凝縮された製品で、欧米製や日本製、ましてや中国製とは異なる思想で造られた事が感じられ、非常に精密な金属加工技術は芸術的とまでいかなくても持つ喜びを与えてくれるには十分です。一方で品質面では大雑把と感じる部分もあり自分のALTER-7は補正板の端っこが僅かに欠けています><

ロシアの光学製品全般(双眼鏡やアイピース)に言える事ですが、視野が黄色く明るさが暗め、その分コントラストを上げると言う味付けをしていると感じますがこれは作り手のポリシーなのでしょう。マクストフがロシアの人と考えればALTERは由緒正しい製品とも言えて、その辺りの事情も勘案して好きな人にはとことん好きになれる製品ですが如何せん値段が高く、費用対効果を考えるとこれを買うならC8買った方が幸せになれるかも知れません。

○SUPER-VIEW 4x22EW
個人的にはミザールのSW-525(現行品だとSW-550)が好みで買い替えましたが、これはこれでよく出来た製品でした。視野が暗めで黄色い着色が感じられましたが、これは天体用より地上風景見る方が向いているかも知れません。SW-525を超える17°の広視野はスポーツ観戦などには持ってこいなのではと思います。

○Laser-Finder DXⅡ
評価はこちらを参照。レーザーポインターが故障してしまい、修理も出来ず、売ってもいないので現在放置状態です。

○L-BINO 25x100W
直視で見るには三脚使っても重くて扱い難く手放しましたがこれで見た天の川のイメージは今でも目に焼きついています。その後対空双眼鏡に移行するきっかけになりました。

以下、買って残念だった製品

●SUPER-BINO 100CL
望遠鏡用アイピース交換式の10cm対空双眼鏡で、良質なアイピースを付けた時の見え味は宮内を超えてるんじゃないかと思う程でしたが、品質上の大きな問題として自分の個体には片方の接眼部のプリズム内に盛大なキズか汚れ(中央遮蔽率で言えば開口面積の40%位の大きさ)が存在し、クレームしたものの実視検査で実用上問題は無く、この程度の瑕疵に対応していては商売が出来ないで片付けられてしまい、安くない買い物なのに交換も修理もできないとの事でガックリきてしまい稼働率が大きく下がってしまいました。

その後もこれで本当に性能に影響無いのか疑心暗鬼となり、ハズレを引かされたのではと言う思いがストレスで気持ち良く使えないのでついに手放し、APMの同型機へと買い換える事になりましたがAPMの方はそうした問題は一切ありませんでした。

笠井でよく聞かれる実用上問題無いと言う判断も検品する側の主観的な曖昧なもので、絶対的な基準がないのでどうとでも判断できる、業者側の都合の良い言い訳のように聞こえます。こうした言い訳を用いるならば、ここの製品は日本製では考えられない様な瑕疵があるのが普通であり、それを許容できる人のみ注文ください、と明記すべきで、またこうしたクレームに対して事後に説明がされるのもトラブルを招く原因だと思いました。

とは言えこれも結構昔の話ですので、今ではそこまで酷い品質の製品は出してないと思いたいところです。高い授業料でしたが10cm対空双眼鏡の有用性を感じさせてくれた点では買って良かったと思える製品でした。

●2インチアイピースレデューサー
2インチをフルカバー『していない』アイピースに対しては実視界を広げる効果があり、そのアイデアは良いと思うのですが、周辺像が相当悪化し、縮小率が高過ぎると感じます。ケンコーのクローズアップレンズは縮小率が逆に低いですがアイピースによっては像に悪影響を殆ど及ぼさず、この間の0.8倍位の縮小率の製品があれば欲しいと思いました。

●屈折用マイクロフォーカス接眼部
笠井で接眼部のみを売りに出した初期の製品でしたが、2インチ天頂ミラーに重量系アイピースを取り付けると鏡筒を上に向けるとドロチューブがずり落ちてきてしまい、致命的だったのはずり落ちないようにテンションを強く締め付けると微動が空回りする問題があり、これではデュアルスピードフォーカサーを購入した意味が無いので即刻手放しました。

笠井曰くそこまで重いアクセサリーの使用は想定されていないとの納得し難い説明でしたが今思うとスペックに引き上げ重量が書かれていなかったのが落とし穴で、その点を事前に確認すべきだったと思います。現在は接眼部のラインナップが豊富になり、いくつかの製品には耐荷重量に関しても明記されるようになったので幾分改善されたと思いたいですが。

●ロシア製アイピース(ST-12、SWV-24mm)
このアイピースの評価はこちらこちらを参照。良い部分もありましたが、それ以上に悪い部分が気になって手放す事となりました。

●SAFIX
ロシア製の珍しい球面収差が補正できるレンズでしたが効果は今一つ分からず。

AOK VAMOtraveler経緯台
造り、品質共に優れていると感じましたが、架台には手動微動が無いと使えない自分にはやっぱりフリーストップは合わないと感じ手放しました。

振り返っている内にどんどん愚痴めいてきてしまいましたが;笠井は天文ライフを充実させる魅力的で面白い製品を数多く取り扱っており、またそれらをリーズナブルな価格で提供してくれる天文ファンにとって有り難い存在ですので、上記の様な負の側面を持っている事を認識した上で利用すれば大きな問題は無いでしょう。今後の商品展開にも期待するところです。

AOK VAMOtraveler経緯台 (導入至らず) [天文>機材>架台]

現在の経緯台システム、APZポルタ+SXG-HAL130の組み合わせは気に入っていますが、もっとお手軽な観望システムを構築できないものかと考え始め、架台には手動微動が欲しい自分的に、ポルタより軽いとなるとミニポルタやミザールのK型微動マウント、NEW KDSマウント、ボーグの片持ちフォーク式赤道儀【3101】などを使うシステムが候補に挙がりましたが、何れも積載量の面で難がありそうだった為、軽くてそこそこの積載量となると信念を曲げてフリーストップ架台に手を出すしかないのでは?と考えるようになりました。

フリーストップ経緯台を選択肢に入れると購入の幅が一気に広がります。今より格段にお手軽な環境を構築する上でその為の軽い鏡筒を新たに導入する事も視野に入れ、その場合の鏡筒重量は2kg以下と設定し、これを基準に架台を選ぶ事にしました。候補としては笠井AZ-Palm、AOK AYOtraveler、Tele-Optic GR-2miniなどが挙がり、何れも重量1kg程度で積載重量は3~4kg程度とお手軽観望に適したスペックです。しかし鏡筒重量が2kgだったとしても双眼装置に2インチ天頂ミラー、ファインダーの使用を考慮すると積載重量4kg程度では少し心許ないのではと感じ、もう少し積載重量の大きいものは無いものかとふと目に入ったのがこのVAMOtravelerでした。

VAMOtravelerは積載重量が8kgと想定より遥かに重い機材が載りつつ、重量は1300gと先の経緯台とそれ程変わりがありません。このクラスで300~400gの差は大きいかも知れませんが、積載重量が8kgならFC-100DLもお手軽観望用途に使えそうなのが魅力的で、また個人的には重心が大きく外れない片持ちフォーク経緯台が好みな事もあり、この経緯台を選ぶ事に決めました。

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現物の重さを測ったところ1370gあり公称値より70gオーバーしていたのが頂けないですが、作りはとてもしっかりしています。テンションクランプは回転部を外周から締め上げる方法なので鏡筒の前後バランスが多少崩れた状態でもがっちりと固定されます。またポルタよりアームの長さが長く、フォークの角度がポルタより立っているので、駆動部がシンプルな造りである事を考えると積載重量がポルタより上なのも合点がいきます。

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と言う訳で早速FC-100DLを載せてみて木星に向けてみましたが思うように目標を追尾できませんでした。三脚の性能が足りないのかAPZポルタより揺れが大きい事と、鏡筒の前後バランスがきっちりとは取れていないので少し強めにテンションクランプを締めている事を考慮しても、動き出しの引っ掛かる感じと止めた後の振動でスムーズとは程遠い感触で自分の感覚では正直使い物にならないと感じました。

これはもっとバランスが取れている状態を前提に作られているのかも知れませんし、倍率が高かった(200倍以上)事も要因だと思いますが、何より期待値が高すぎたのかも知れません。フリーストップの動きの滑らかさでは定評のあるAOKの経緯台で満足できないなら個人的にはフリーストップ架台は性に合わないのだろうと思いました。この架台の性能が悪い訳ではありません。

しかしフリーストップ経緯台が使えないとなると、EMSを使った双眼望遠鏡やドブソニアンも使えない事になるので、今後の架台と望遠鏡選びの選択の幅がより狭まる事になりそうですが、今後の買い物の方針が定まったと言う点では一度フリーストップに手を出してみて良かったかも知れません。

Sky & Telescope's Pocket Sky Atlas (星図) [天文>書籍・ソフトウェア]

天体導入に使う星図は今まで滝星図8.5等を使ってきましたが、A4クリアファイル4冊を持ち運ぶのも嵩張るのでもっと小さい星図が欲しくなり、ネットでの評判も良さそうだったこの星図を購入。薄い紙の表紙裏表紙は使っていて邪魔に感じたので取っ払いましたが、こうして中身だけ(下の写真右)使うものなんじゃないかと思う程扱いが楽になりました。

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最微等級が7.6等で30,000個以上の星が収録と、滝星図8.5等(88,000個以上)より大分少ないので果たしてこれで星が追えるのかが一番気になるところでしたがGuideFinder50使用で問題無くスターホッピングできる事が確認できました。

使ってみて感じたのが本の大きさ、星図の大きさやページ数、隣り合うページと重なり合う領域の広さ、赤色ランプで照らした時に見易いように工夫された色遣いなどどれを取っても良く考えられていると感じます。リング製本なのも状況によって折り返して開いたままにする事が容易で、本を片手にもう片方で望遠鏡を操作と言った導入作業がし易いです。

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個人的には下の写真の星図の区切り区切りで挿入されている、星図全体の内、どの領域を次のページに示すのかを表す全体図がとても分かり易く、肉眼で見える星座を確認して、そこから星図の何ページを見れば良いのかすぐに特定できるので非常に便利だと思います。

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中身に一切の日本語はありませんが、個人的には星座名が英語である事以外特に困る事はありませんでした。この星図の最微等級より大分暗い天体を導入するなら滝星図を使わないと位置特定に苦労するかも知れませんが、メシエ天体位の比較的明るい天体を導入するにはこの一冊で全天をカバーできます。Sky & Telescope'sが監修しているだけあり使い易さに拘った、現場で使われる事をよく想定されていると感心させられる星図です。手動導入する人には一冊持っていて損は無いでしょう。



Amazonでは海外のマーケットプレイス業者が販売している事が多く、自分もそちらで買いました。

三基光学館 φ125mm超軽量アルミ鏡筒バンド+アリガタレール「V15-195」 [天文>機材>アクセサリー]

TSA-120のタカハシ純正鏡筒バンドのごつさが常々気になっていたので、社外品でもっと軽い鏡筒バンドは無いものかと探して見つけたのがこの製品でした。

社外製の鏡筒バンドはこことK-ASTECの製品などがありますが、φ125mmの鏡筒バンドに関してはそれに適合するアリガタレールが独自規格となっているものが多く、ビクセンGP規格のアリミゾに装着できるφ125mmの鏡筒バンドとなると今回の『超』軽量アルミ鏡筒バンド以外に選択肢が他に無いと思われます。

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バンド重量が(2つで)170gとめちゃめちゃ軽いです。これでアリガタレールが実測205gですので合計375g、純正のバンド+アリガタが実測1390gでしたので1kg以上の軽量化となりました。見た目もごつさが無くなりとてもすっきりとしました。

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見た感じバンドがあまりにも細いのでこれで本当に大丈夫なのか、鏡筒との接触面積が少ないので上に向けた時にずり落ちてこないようにその分バンドを強く締め付ける必要があるので鏡筒が凹んだり傷ついたりしないかなど不安な部分もありましたが、今のところ特に問題を感じないのでバンド部分の軽量化と言う点ではこれ以上無い成果が得られたと満足しています。

Anker SoundCore mini(Bluetoothスピーカー) [天文>機材>その他]

暗闇で無音で星を見ていると野生動物などの接近を許す場合があるので、今まで防災用のポータブルラジオを鳴らしていましたが、どうせ音を鳴らすなら自分の好きな音楽を鳴らしたいと思い、スマホに入れた音楽を無線(Bluetooth)で鳴らせるスピーカーとしてこれを選びました。

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まず用途からして音質重視では無いのでワンスピーカーで十分で、この製品に関して言えばスピーカーが上向きに付いているので周囲に満遍なく音が広がる点で野外向きです。また非常にコンパクト(直径約6.5cm、高さ約6.5cm)でありながら十分な音量と音楽を楽しめる音質で、何より2000円を切る値段には驚かされます。また本体にmicro SDカードを挿してスタンドアローンで音楽を鳴らす事もできますが、個人的には選曲がし易いのでスマホ経由で鳴らす用途で使っています。

内蔵バッテリーで15時間連続再生可能となっていますが、寒冷地の野外でどれだけ動くかはまだ未知数と言ったところです。使えばスマホとスピーカーのバッテリーを消費し続けるので、USBモバイルバッテリーなどはセットで持っていた方がいいと思います。


AOK ビクセン互換リング [天文>機材>アクセサリー]

手持ちのGP2赤道儀をHAL-70三脚に取り付けたい場合、赤道儀と三脚の接合部分の径が前者がφ45mm(SX規格)、後者がφ60mm(旧GP規格)と異なっていたのでビクセン純正の『GP45→60AD』を手に入れておこうとしたものの何と既に生産終了、在庫払底となっており、サードパーティで同様の製品がないかと探して見つけたのがこのAOKのアダプターリングでした。

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ビクセン純正のアダプターは赤道儀に取り付けて、三脚に赤道儀を載せて、外した時にこのリングだけ三脚に取り残されて且つ中々外れないと言った問題があった噂を聞いた事がありましたが、このAOKのアダプターは厚みが12mm程度と純正より薄く出来ているので、仮にリングのみ三脚に取り残されても指を引っ掛けて外すのが容易と言う利点があります。

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このリングが三脚に食い込んで外れなくなる問題があったせいかは分かりませんが、GP2赤道儀の接合部分の径をφ60mmからφ45mmに変更したのは完全にメーカーの都合ですし、新旧で互換性を保つ為にもこの手のアダプターは継続販売すべきと思いますが、早々に生産終了し、旧製品のユーザーを切り捨てるビクセンの対応には疑問を感じざるを得ません。

個人的にはGP系の赤道儀は無くてはならない存在なので、この先も使い続けられるのか一抹の不安を感じさせる出来事でした。

トキさん [お絵描き]

けもフレはトキさんのデザインがツボでした

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米オライオン デュアルファインダーマウンティングブラケット [天文>機材>ファインダー]

天体導入でGuideFinder50WideFinder28を両方使いたい場合、ファインダーアリミゾが一つしかない鏡筒ではいちいち付け替える操作が必要になるので、一つのファインダーアリミゾを二股にする器具が無いかと探したところそのままの使い道の製品が米オライオンから出ていました。

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実際2つ取り付けてみると、GuideFinderもWideFinderも割と大き目のファインダーなので鏡筒を振り回すと2つのファインダーが割とうざったく感じますwブラケット単体の重量は約210gで+ファインダー2個となると重さも嵩むので鏡筒の前後バランスが多少崩れたりしますが、ともかく二つのファインダーを付け替える手間は省けるので便利な事には違いありません。

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Led Lenser P5.2(LEDフラッシュライト) [天文>機材>その他]

遠征観望で使用してる懐中電灯としてLed LenserのP14を重宝していましたが、もう少し暗くてもいいのでもう一回り小さいものが欲しくなり、できれば単三電池一本で済むものを、と考えて該当したのがこのP5.2でした。

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明るさは140ルーメンとP14の350ルーメンより数値的には大分下がりますが、実際点けてみるとこれで電池(エネループ)一本!?と驚く明るさで、スポット照射で比べるとP14が集光度が高く明るいですが、ワイド照射ではぱっと見そんなに明るさが変わりません。よく比べるとやはり差はありますが自分の用途的には必要十分な明るさで、個人的にワイド照射をよく使いますが照射範囲も十分でP14と同等にムラ無く綺麗な広がりを見せてくれます。

何より本体大きさが5倍くらい違い、重さもP14が電池込みで約380gに対しP5.2が約80gと圧倒的に軽いので今後はP5.2を主に持って行く事になりそうです。

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Meade SP40mm(日本製) [天文>機材>アイピース]

ミニボーグHα太陽望遠鏡で使う31.7mm径の焦点距離40mmのアイピースはセレストロンのOmniプローセルで特に不満はありませんでしたが、日本製の40mmと言えばMeadeのかつてのSPシリーズに存在していた事を思い出し、現所有の日本製SP20mmの性能の高さは知っていたので見比べてみたくなり、気長に中古が出てくるのを待って2本入手する事ができました。

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Omniプローセルはよく出来た台湾製プローセルより良く見えたので中華製アイピースも侮れないと感じて、SP40mmが日本製と言えども目に見える差は無いだろうと思いつつ見比べたところプロミネンスやプラージュの見え方(主に解像感)で思いの他差がある事が分かり、こちらを太陽観望の常用アイピースとする事になりました。Omniプローセルの方は外観の造りも雑なところがありましたが日本製SPは流石に隙の無い造りで、これにより日本製アイピースに対する思い入れが再び強くなりましたw

日本製のプローセルと言えばテレビューのPLシリーズが現行品でありますが、TVの長焦点プローセルはごつい外観が個人的にマイナスポイントで、その代わりアイレンズが大きいので目位置に比較的寛容で覗き易い長所がありますが、Meade SPとは一長一短と言ったところでしょうか。現行の中華製のSPシリーズとの差も気になるところです。

アイピースのスペックはこちら
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スコープタウン Ke25mm [天文>機材>アイピース]

双眼装置で太陽観望や星雲観望する際に出番となる25mmアイピースですが、谷Er25mmに特に不満はありませんでしたが、ケルナーのアイピースは今まで一つも覗いた事が無かったので以前から興味があり、レンズ枚数が3枚と少ないので見掛け視界が狭くてもプロミネンスや散光星雲など淡い対象の検出で有利に働くのではと期待してこのアイピースを試してみる事にしました。お安いですし。

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昼間の景色を見ると明らかに谷Erより明るく、色が薄い感じがしましたがヌケも良いと感じました。木星観望でも使ってみたところ(TSA-120で4xバロー使用で144倍)、明るさ、解像度、シャープネスで谷Erを上回っており、谷Erも優秀なアイピースですが、自分の中のケルナーの認識を改める驚きの見え味でした。木星ではコントラストも悪くありません。

Or14mmでも思いましたがここのアイピースは値段を考えると破格の性能と言っていいかも知れません。日本製でこの安さを実現できているのは正直驚きで、初心者だけでなくマニアの使用にも十分耐えうるアイピースだと思います。

アイピースのスペックはこちら
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